GブロックドレインSUS-PlusMessage
従来のSS400素材+防蝕表面処理を二相ステンレス鋼にする事により、
表面処理が不要になり100年耐用製品を可能にしました。
SS400に比べ強度が1.6倍となり30%の軽量化により施工性が飛躍的に向上しました。
メッキや粉体塗装製品は施工時及び施工後に擦り傷がつくと腐蝕が進行しますが、
二相ステンレスは素材に自己修復能力があるため腐蝕の発生がありません。
Flow製造工程
- 受注
- 切断
- 曲げ
- 溶接
- 出荷
自主検査項目は工程には含んでおりません。
Typeタイプ別構造
橋梁の設計条件より、
以下の構造をお選びいただけます。
ブロックタイプ
フロリダタイプ
歩車道境界タイプ
フラットタイプ(車道用)
フラットタイプ(歩道用)
外付けタイプ
Comparison従来型との比較
実際の使用環境での比較
Durability耐久性
二相ステンレス鋼の自己修復機能
鉄にクロムを添加すると、クロムが酸素と結合して鋼の表面に薄い保護皮膜(不動態皮膜)を生成します。この不動態皮膜が錆の進行を防ぎます。又、この不動皮膜は100万分の3mm程度のごく薄いものですが、大変強靭で、擦り傷等の損傷を受けても周囲に酸素があれば自動的に再生する機能をもっています。
エコ素材としてのステンレス
ステンレスはさびにくい金属であるため、
100%リサイクルが可能な金属です。
又、何度でもリサイクルできるため、地球資源を減らしません。
※ ステンレス協会WEBサイトより抜粋
SS400+溶融亜鉛メッキと二相ステンレス(SUS821L1)の塩水噴霧経過状況
従来のメッキ仕様(SS400+溶融亜鉛メッキHDZ55)は各種試験にて著しい腐食が認められます。
それに対してステンレス(SUS821L1)は腐食の兆候が全く見られず、精密測定機での重量も全く変化はありませんでした。
塩水噴霧試験は現実の環境の違いを考慮しない場合は一般的に500時間=20年と言われており、
メッキ仕様が20年程度の経過で外観保持の難しさが伺えます。
対してステンレス製は5,000時間経過後でも変化がございません。
従いまして上記の一般論に当てはめて換算しますと100年に相当いたします。
※ 実際に使用する場所の環境により腐食の度合いは異なりますので、耐用年数として保証するものではございません。
強度・重量比較
平成27年9月にJIS規格化された高強度のリーン二相系ステンレスを使用する事により薄板化が可能であり、重量を軽減できる為、現地での施工性が向上します。
Permeability透水性
畳編ステンレスフィルター
フィルターを畳編みとすることで、ステンレス鋼線の網目を伸縮可能とし、万一の目詰まり時にも容易に清掃することができる。
また、網目からは微細な砂やシルトは透過するが、比重の重い礫や金属等は内部に侵入しない。よって降雨により砂やシルトは流末管から外部へ排出される。